NPO日本少年少女オーケストラ協会NEWS 2015年5月号 バンコク特集号
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タイ青少年オーケストラとの交流10周年記念バンコク演奏会(5月6日~11日)
2004年12月25日、スマトラ沖の大津波災害の後に私たちNPOはタイの青少年に音楽交流で元気をプレゼントしよう と、2005年春にウィーン演奏公演、夏に愛知万博にタイ青少年オーケストラ団員2名を招待して交流が始まりました。
以後、毎年相互交流を続けていますが今年は10周年を記念して、アジアの8カ国から生徒と先生が集まりました。
タイ、日本、インドネシア、カンボジア、ラオス、ベトナム、ミャンマー、フイリピン、総勢140名のオーケストラで、 一番盛り上がったのは、池田先生が指揮した「ドラえもん」とペイ君の「ウエストサイド・ストリー」でした。ヴィバルディの 4本のバイオリン協奏曲は、タイ、インドネシア、カンボジア、フイリピンからそれぞれ生徒のソリストを出して競争曲??
「アメージング・グレース」では、病気の歌手の代わりにタイのコンマスとりいのちゃんがソロ演奏しました(写真右上)
左は今回の終演後の写真、右は2011年5月のバンコク交流記念写真、ネパールからも参加が有りました。
タイ青少年オーケストラの音楽監督の長男ペイ君(写真左バイオリン)は、「ウエストサイド・ストリー」で指揮者デビュー、また妹のパンちゃん(チェロ)はミュージカル「ラスト・エンペラー」の主役でデビューして、ご両親から招待を受けロイヤル・ファミリーも観覧される中で3時間もの大舞台で大成功でした。改めて彼らの家族の才能に感動を覚えました。
ネパールの仲間の為に、今回の演奏会でも寄付の呼びかけもしっかりやりましたが、大きな余震でネパールの仲間も大きな不安を抱えています。幸いみなさん無事のようで安心しましたが、今回はバンコクに参加出来ませんでした。
池田先生は、生徒の子守・観光ガイド・ライブラリー・指揮・記録、報告係などでお疲れ様でした。スティーブ先生は、早速タイのリゾート地へ出かけたそうです。多くの先生や現地の保護者の方々の協力や寄付などで成功できました。感謝感謝です。
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